作品紹介『ユメ十夜』

2013年10月19日 10:39

こんにちは!総務部、企画部選定班の依田はる乃です。
晴れていても風が冷たいですね。
日の入りがどんどん早くなり、なんだか寂しく感じます。
今回はそんな夜長の秋にぴったりな『ユメ十夜』という上映作品を紹介します!

この映画は夏目漱石が1908年に朝日新聞で連載していた短編小説『夢十夜』を原作とする、天才監督10人によるオムニバス作品です。

物語は全部で10話。
十人十色という言葉はこのためにあるのかというくらい、作品ごとに個性が詰まっています。
たとえばウルトラマンシリーズを手がけた実相寺昭雄監督や、「犬神家の一族」など昭和の日本映画の第一線で映画製作に取り組んだ市川崑監督、「呪怨」など日本のホラー映画を代表する清水崇監督etc…
また小泉今日子や阿部サダヲ、ピエール瀧、戸田恵梨香といった個性派俳優が作品をますます濃く、面白くしています。

わたしはこの映画を観て、現実と虚構の境目のユメと、映像とそれを観るわたしたちの境目とが妙にマッチしているように感じました。
ぜひ見終えた夜は目を閉じる前にこの作品のことを思い出してほしいなと思います。

気になる上映時間は
11月2日(土)19時40分~21時30分
11月4日(月)15時30分~17時20分
の2回です。

みなさんのお越しをお待ちしております!!