メアリー&マックス

2011年10月22日 12:37

前略
作品選定部の平木です。
今回はクラークシアター2011上映作品「メアリー&マックス」についてご紹介します。

パチパチパチ!!!!

この「メアリー&マックス」(以下、M&M)という作品は、CGが全盛の昨今においては稀な実話を基にしたコマ撮りのクレイアニメーションなのですよ。

実際、雨や涙をコマ撮りで表現するなんてすごいですよねっ!!(←素人な感想で、すみません)
私はストーリーに夢中になってあまり意識していませんでしたが、今回クラークシアターで上映する際には、そういうストーリーとは別の撮影手法なんかにも目を向けたいです!

おやっ?
今年のクラークシアターでは、期間中に2度もM&Mを上映するそうじゃないですか!!!

劇場で作品を2度観する! なんていう贅沢なことをクラークシアターで経験してみませんか?
1度目はストーリーに、2度目は凝ったテクニックに目を向けて頂ければ、この作品を選定した私としては、これ以上の幸せはありません。
…おかしいですね。 私が言うと嘘っぽく聞こえます。

最後に、
私がこの作品を劇場で観たとき、ラストシーンのマックスの一言に涙が流れました。

ソーシャルメディアが発展し、人との距離が“身近に”感じられる現代の私たちにとって、大陸を隔てた二人が交わした手紙の“その一言”が大事なのではないでしょうか。