代表あいさつ

これまで、北大映画館プロジェクトは「映像教育・映像産業への寄与」「学生のキャリア形成」「大学と地域のコミュニケーション」の3つを理念に掲げ、北海道大学に期間限定の映画館「CLARK THEATER」を開催してきました。

年ごとにテーマを定め、発表機会の少ない作品、若手作家の作品を重視する年もあれば、大学という教育の場に重点を置き、映像を通した学びを考える年もありました。団体創設から12年を迎え、大学内外にも広く認知され、多くの学生に社会に出る前に必要な知識と経験を提供し、地域の皆様に大学へお越しいただきました。

しかし一方で、組織体制の大幅な変更による団体の課題解決に伴う負荷、「CLARK THEATER」に対する団体内外からの期待という重圧も積み重なり、大規模の開催、活動が徐々に難しくなってきました。

そこで、今年は「探求 / 探究」をテーマに、過去の「CLARK THEATER」、今自分たちが出来る「CLARK THEATER」、そしてこれからの「CLARK THEATER」を見つめ直し、手作りの学生映画館を作り直していきます。

自分たちの「やりたいこと」を探求し、それをどう社会貢献に昇華させるか探究し、「やりたいことが分からない」学生へ勇気を贈ることを目的に活動していきます。

北大映画館プロジェクト 代表 田村宏哉 (北海道大学 経済学部 3年)